Illustrator講座とPhotoshop講座について

どちらも必須で学ぶべき?

どちらのアプリも触ったことがない場合、それぞれの特徴とか利用用途の違いなど分からないと思います。

本当に漠然とした言い回しになりますが、グラフィック系のアーティストとかクリエイターといった人々ではない限り、この両アプリの利用用途はかなり限定的となります。

Photoshopでは、主に写真の修整や加工となるでしょうし、Illustratorでは、チラシ(フライヤー)やポスターなどのような…所謂DTPといった印刷物データの用途になっています。つまり、チラシのようなものを制作したい場合、そこに配置したい写真などは、あらかじめPhotoshopで修正加工を施しておくことになりますし、修正の必要がない写真素材を使うのであれば、Photoshopを利用しない場合もあるわけです。

DTPの現場では、ページ数の多い冊子や雑誌を制作する場合もあります。こうした場合は、Illustratorでは厳しいのでInDesignというアプリを使います。InDesignは、世の中に広く流通しているような雑誌を制作する現場で使われています。

このInDesignは、あくまで編集ソフトなので、写真素材であったり、ロゴであったり、図形であったり…配置するコンテンツの多くは、PhotoshopやIllustratorで予め制作しておくことになります。

Web制作の現場ではどうでしょうか。

まず昨今のWeb制作事情は、Wordpressに代表されるようなCMSというオンライン上に展開された管理ツールを用いて制作~公開できるようになっています。もちろん便利なWordpressを利用したからといって、HTMLタグやCSSといったWebコーディングの基礎知識が必要ないわけではありませんが、こうしたツールと、Photoshopによるグラフィックコンテンツを加えることで、比較的簡単にサイトの公開~管理運営が可能になっています。

まとめ

どちらも使えるようになっていたほうが、DTP方面にもWeb方面にも道がつながっているので有利…ですね。